小島聡暁
アシル尿素誘導体の融解熱と置換基の構造との関係
―Clとメチル基に関連する相互作用―
医薬品の薬理作用は、医薬品とレセプター(タンパク質)との特異的な相互作用に依存します。これに関連して、芳香環の置換基がClとメチル基の場合には、その薬理作用は似ていることが知られています。 この点に注目して、Clとメチル基およびHについて、これらに関連する「相互作用の特異性」を研究するために、結晶中で互いに相互作用する各種のアシル尿素誘導体(一方の置換基として、Clあるいはメチル基で置換したフェニル基を持つ)を合成し、、これらについてその融解熱(ΔH)を示差走査熱量計(DSC)から求め、置換基の構造と融解熱との関係を調べました。 この研究が、少しでも相互作用の解明につながったらよいと思います。